100名城 #2 沢渡温泉~箕輪城~金山城 (群馬県)
100名城 #2 沢渡温泉~箕輪城~金山城 (群馬県)
小田原城は車の調子も身体の調子もおかしく波乱万丈の旅立ちとなった。
ポンコツハイブリッドのバッテリー交換は4月になってしまったので近場で、と行先に考えをめぐらす。
その間、クソダサ20インチホイールアジアンタイヤは17インチ純正クラウンホイールとスタッドレスタイヤに変更。
電源入れるなりピーピーうるさい謎のドラレコもどきも撤去、LS460の時に買ってとてもよかったVANTUREのElement 2に交換装着した。
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今回はシガーソケットからでなく直接ヒューズから取るタイプのオプションを利用。これまた装着(というかアースの共締め)に3時間超くらいかかり、Aピラーは閉まらなくなりディーラーさんに留めてもらう始末。
ちょっとずつ外観も中身も俺好みに染めていく感覚が心地いい。
超優秀なトヨタ純正ナビの更新とエンジン燃料キャップを交換し少しでもディーラーさんにお金を落とす努力を。。。
中古車とくにハイブリッドの中古車はディーラーさん頼りになる。車を買っていないので肩身が狭いが何とか良好な関係を築きたい(今このブログも車検をディーラーさんにお願いしている待ち時間で書いている)。
さて、Twitter(X)のフォロワーさんがおススメしていた群馬の温泉がある。
沢渡温泉(さわたりおんせん)という、四万(しま)に近いしなびたいい感じの温泉があるらしいというので、クラウンAWS210のドライブを楽しみながら日帰りで群馬のお城を訪ねてこようと画策。
2024年3月17日。朝の9時とかいう舐めた時間に出発。案の定の渋滞で関越は混雑。11:48に、草津温泉の帰り道に立ち寄った道の駅おのこに到着。
そこから沢渡温泉の駐車場までは40分ほど。まだ道端に雪が残る3月の群馬。
公衆浴場でひとっ風呂浴びて、沢渡神社にお参り、「よしのや」さんでそばとうどんのなかよしセットをいただく。
この日は花粉の飛散がすごくて、鼻水ぐじゅぐじゅだったのを覚えている。
沢渡温泉から箕輪城までは1時間弱。
しかし、見渡す限り山城跡ということで、これまでの城巡りは天守閣のある城がほとんどで「山城」という存在を初めて知ったのだった。
パンフレット類もみあたらず、歴史を知るすべがあまりない。なんでここが100名城に選ばれたの?と不思議でならなかった。どうも、歴史上では要所の城だったもよう。
これもあとで気づいたのだが、100名城にしては珍しくスタンプが城跡のそばに置いていない。高崎市箕郷支所という役場の分室で押してもらえるらしい。しかも時間が17:15まで。
このスタンプラリーの極意として、「スタンプの押せる時間に制約があるかどうか」が非常に重要な要素となることをこのとき気づいた。山城(城跡)なんかは入場時間に制限がないことが多いが、とにかくスタンプ押すことのできる時間はその城の周辺の歴史資料館や役場、博物館などが多く、多くは開館時間の制約がある。
中には24時間OKというところもあるので、回る際にはそれらの情報収集が不可欠になる。
たとえば朝の8時について山城を1時間回って9:00に歴史資料館がオープン、というような時間配分を意識することで効率的に城巡りが可能になる。
スタバRTAでもお店の朝のオープン時間は結構重要だったが、24時間OKの拠点があるのも変化に富んでいて面白い。戦略の立て甲斐のあるゲーム。
山城を後にし、スタンプを押せたのが16:24。
まだ日は明るい。群馬県には100名城/続100名城合わせて5城ある。調べてみると100名城のもう一つ金山城はスタンプが24時間押せる場所に置いてあるという。
車を飛ばして1時間とちょっと。途中群馬のソウルフード「登利平」で竹弁当を買い込み金山城に着く。
これまた山城で車で登る道もくねくねしていて大変。駐車場にはヤンキー集団もいて群馬を感じる。
なんとか日没前に着いたので本丸目指して歩き出す。
ここで、スタンプ帳を持たずに行く失態。
スタンプは南休憩所というところにあるという情報はつかんでいたが、駐車場の近くだと勘違いしていた。
駐車場から本丸、そして本丸そばの南休憩所までは往復30分はかかる。
最初のひと往復で駐車場についたときはすでに日が暮れていた。
もう一度スタンプ帳を握りしめて山道を歩くものの、暗い。暗い。暗い。
半べそになりながら南休憩所についてスタンプを押し足早に駐車場を目指す。
城巡り2回目にしてスタンプ戦略の重要さをわからせられる洗礼を浴びた。
100名城:3 残り 97
続100名城:0 残り 100
了
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