浅間山前掛山
2026年5月23日。
週末は飲み会を2つ断って残雪の火打山と、同エリアの雨飾山に土日で行こうかと画策していた。
ところが、5月22日、小諸市より浅間山の噴火警戒レベルが2から1に下がるというお知らせ。
これによりYAMAPの百名山到達カウント地点である前掛山山頂まで立ち入りが可能となる。
あいにく土日はこのエリア雨ということだが、火打・雨飾も雨予報だったので、近いしまたいつ登れなくなるかわからないしで進路を関越〜長野方面に舵を切ることにした。
ちょうど、自身初の登山用テントとなる「ダブルウォール構造で最軽量クラス」のヘリテイジ・クロスオーバードームKAYAも土曜に届くらしいので受け取って出かけよう。
天気が何しろ悪いのでこの日登れなくても来週登ればいいだろうということでテントの試し張りも兼ねて天狗温泉浅間山荘キャンプ場も、5/30-5/31で予約した。
こういう心理的安全策(登り切らなくてもまた来週あるしな〜)を先手で打つのは登山時に非常に心が楽になる。
自宅出発は遅めの15:14。
守備よくテントも受け取り、今週は出番がないもののその軽さに驚く。
天狗温泉浅間山荘駐車場は車中泊禁止らしいので一旦道の駅での仮眠を挟んで夜中の2〜3時に移動し支度をして登る算段である。
16:45 嵐山PA 渋滞もほぼ無い快適な道路。
目指した道の駅は「道の駅雷電の里」だったんだが、小諸のインターを降りた18:00少し前、スーパーに寄りたいな、風呂も入りたいな、と検索したところ甲武信岳の便意下山の時にお世話になったナナーズさん(東御店)が程近く、そうすると道の駅は「道の駅みまき」の方が近く、かつここには温浴施設「御牧の湯」が併設されている。
ルート決定ということでいそいそとナナーズ東御店さんへ。
爆買いして(東御市と小諸市のゴミ袋もゲット)、道の駅を目指す。
ナナーズさんは店舗が綺麗だし何より袋に品物を詰めてくれる…サービス満点のスーパー。品揃えも充実していて行動食の菓子パン2つとドーナツも買い揃えた。氷1kgも破格の100円。
ナナーズから道の駅みまきまではたったの3.5km、7分である。
御牧の湯は大人一人なんと650円。
昔は510円だったらしいが、それでも破格。
なんといってもサウナ水風呂あり、シャンプーボディソープも常備。
露天風呂もあり至れり尽くせりである。
運転の疲れといってもほんの200kmくらいなので疲れもしないがサッパリしてビール飲んで仮眠。
お惣菜もナナーズさん美味しい。
ガツうまチャーハン399円
鶏の皮から揚げ338円
ナナーズ特製鶏ももから揚げ258円
まいたけの天ぷら143円
いずれも税抜
ビールは雷電夏仕込みバイツェン。
車内は5℃までokの車中泊用シュラフで十分寝れた。サウナが気持ち良すぎて久しぶりに2セットしたからだろう。
2026年5月24日。
起床2:00。
アルコールチェッカーで0を確認し、
飯は食わずに19km離れた天狗温泉浅間山荘駐車場へ移動。
3:47 朝メシ。浅間納豆とパン、コーヒー、ナッツのいつもの組み合わせ。
4時を過ぎると次第に明るくなってくる。
駐車場料金の支払いは…と山荘入り口を見に行くと後払いでよろしいらしいので早く出て帰ってこようと思いヘッドライト装着の上、4:26登山開始。
が、一の鳥居の前でヘルメット取ったらヘッドライトをロストしていることに気づく。
30〜40分しか経ってないのに…迂闊。
標高1920mで一気に周囲が硫黄臭くなる。
それもそのはず、見るからに火山ガスが出そうな風景が広がる。
火山館着6:10、立派なトイレで用を足して外に出たところでようやく登山客に会う。ソロの方×2。
結構な健脚で終始私の前を歩いて行かれた。
6:41 賽の河原分岐。
熊が引っ掻いたのか生々しい傷跡の道標。
噴火警戒レベルが2の時はここまでしか立ち入りができなかった模様。
YAMAP上では引き続き立ち入り禁止となっているが、赤い土のザレ場を登っていく。
黒い火山弾と思われる石がゴロゴロしている。
6:47 行動食取るために小休憩。いちごクリームのコロネパン、ナナーズさん、美味しい。
頂上に向かう道は雨こそ降っていないもののずっとガスガス。
途中、長野と千葉から来た2人の登山者と会話する。皆、解禁と聞いて居ても立っても居られず来たらしい。千葉は俺より遠い君津。車で5時間、かかるよね〜。
延々と、まあまあキツイザレ場・ガレ場の登りを登り終えると道標・火山弾シェルタードームが見える。
ここから先はもう余裕。
あっという間に前掛山の頂上標識。
7:52到達。
なんも見えねえ
頂上の手前で栃木からいらっしゃっていた私よりもベテランの方と談笑し写真を撮り合った。
百名山をやられていて、来月は北海道に行くんだそうで、フェリー航路のお話など参考になった。
前回城巡りで北海道に渡った時は青森から函館だったんだけど、仙台苫小牧の太平洋フェリー航路が山へのアプローチが近いのだ。
苫小牧港から後方羊蹄山まで2時間弱で車で行ける。函館からだと半日近くかかるのではないか。
山で出会う方々、良き人、お話好きな人、多くて楽しい。
何にも見えなかったが、また来週も来れるし今日は登りきったことの満足感を胸に降りようと思う。
頂上付近は風も若干吹いていたのでシェルターのところまで降りてカップヌードルでお昼ご飯。
8:18、休憩していても次から次へと登山者が来る。
こんなに天気が悪いけど、皆登れるだけで満足そうだ。
帰り、賽の河原まで戻ってきて時間も9時くらいだしJバンドから鋸山、黒斑山目指そうかなと思ったけど、疲れているし無事下山を優先。
後で調べたら結構なハードコースだったようで行かずに正解だったかもしれない。
下山中に天気は良くなってきたが頂上からは相変わらず何も見えなさそうな感じであった。
下山10:42
危険箇所と言える危険箇所はほぼなかったが、いつ火山が爆発するかはわからない。運良く行って帰って来れたと思おう。
翌週も同じ山域、同じ山。
というか日曜の時点で次の山の予定が決まっていること自体が無計画の俺には珍しいこと。
リベンジ登山楽しみである。
百名山 33/100 残り 67