100名城#13 新発田城~村上城~鶴ケ岡城~(車中泊)~仙台城(青葉城)~ 多賀城~山形城~米沢城【前編】
100名城#13 新発田城~村上城~鶴ケ岡城~(車中泊)~仙台城(青葉城)~
多賀城~山形城~米沢城【前編】
2024年5月11日。
新潟から東北の城を目指す一泊の旅。
新潟ならびに東北地方は雪深いので、初夏から夏の間に回りきらないとつらいな、と思い、比較的近場で一泊で行けるところをチョイス。
本当は新発田城を先週行く予定だったんだけどゴールデンウィークで渋滞がひどくて急遽山梨~静岡ルートに切り替えたんだよね。
車中泊の旅は、何がいいかってその日の混雑状況や天候で行先を変えられること。
宿を予約していたらそうはいかないでしょ。
この行き当たりばったりな旅をすることができるのが車中泊旅行の最大の魅力。
日本全国(まだまだ)安全安心な場所ばかりで、車中泊していても少なくともおっさん1人なら襲撃に遭う可能性がまだまだ少ない。女子一人の車中泊旅は絶対に勧めないけど、おっさんならどんとこいである。
新潟東北ということで出発は西行きより若干遅めの4:30。関越道東北道は東名に比べればまだましな混雑。
最初に目指す新発田城までは388㎞。まあまあな距離だが、驚くほどではない。
6:00嵐山PA。
朝飯を食ってクラウン納豆™を。前年のレクサス納豆を引き継いでいる。
距離はまだまだ111㎞くらいである。
7:20谷川岳SA。
関越トンネルの手前である。204.6km、3分の2くらいは来たかな。
長い長い関越トンネルを抜け、8:28越後川口に。
Jリーグのサポーターの人がたくさん目につく。
Jリーグの試合も日本全国ホーム&アウェイでやってるので、よく旅先では見かける。
この移動自体も楽しみの一つなんだろうな。
趣味は多ければ多いほど世界が広がる。
9:18 新潟 黒埼SA。ここはスタバRTAで狙い撃ちしようとしていたSA。スタバがあるので下道降りずにゲットできるポイントなんだな。
そして10:06ようやく新発田城の駐車場に到着。意外と5時間半もかかってしまった。
目立った渋滞もなかったので予定通りかな、400㎞弱なので妥当な範囲かもしれない。
新発田城は平城っぽいけども念のため諏訪原を片手に。
なおこの1週間の間に諏訪原は防腐剤に浸し表面にはニスを塗りそれらしい杖に生まれ変わっている。
表面の樹皮を剥ぎ、枝のところをサンダーで滑らかにし、防腐・表面ニス塗である。
そういうこまごまとした加工が大好きなのである。
あと、杖は2本ほしかったので廃棄するゴルフクラブのドライバーを2本、頭を取ってゴムアタッチメントをつけて登山用の杖とした。3本体制である。準備万端。
新発田城はこれまた全国でここだけと思われる、陸上自衛隊の基地と城跡が隣り合わせで配置されている城。ゆえに、城跡内で進入禁止の場所がある。新しめの城なのでそもそも天守閣は作られていない。
三階櫓という場所が、自衛隊の領地らしく進入が叶わない。もしかすると地元の自衛隊祭りでは解放されているのかもしれない。
城の門のところに掲げられた家紋は溝口氏の溝口菱と呼ばれる家紋らしい。
ここもボランティアのガイドさんがとっても親切でよいお城跡でした。
さてすぐに昼時が近づいているということで新発田名物もつラーメンを食べる。
みやむらさんという小綺麗なお店でもつラーメン。美味い。
11:20には新発田を出て村上へ。新潟もさんざん来ているが、上越・新潟ばかりで、この新発田村上は初の旅行である。
村上城着は12:00ジャストくらい。比較的近い。
スタンプは東北電力の営業所に置いてあった。
そこそこ険しいと思われる山(臥牛山、標高135m)なので磨いた諏訪原とゴルフクラブを切断して作成した杖のダブル杖で登山に臨む。
12:20から登って頂上が12:42。ピクニックに来ていた地元の親子がいるくらい、それほど険しい山ではなかった。天気が良いので眺めがとても良い。
山城にしては立派な石垣も残っており、みどころである。
13:20には下山、次の鶴ケ岡城を目指す。越境して山形県である。
海岸線を沿って走るとおよそ1時間30分との情報。
途中「道の駅 朝日まほろば」により、抹茶ソフトで糖分補給。
また、ここにはブルボン(新潟県がお膝元)のアルフォートのスペシャルバージョン「フランボワーズ」「ピスタチオ」が売っている。なんでも新潟の5つの道の駅限定販売なんだという。もちろん買った。
日本海沿いの道をひた走る。
日常、東京湾しか海を見ていないので日本海を見るとテンションが上がる上がる。
さらに「道の駅 あつみ」に寄り日本海の荒波を堪能する。
15:51、鶴ケ岡城に到着。荘内神社という神社が城跡にはあり、そのほかは公園化されている平地の城である。
荘内神社でうさぎのかわいいおみくじを引いたら大吉。
ここは酒井家ゆかりの場所らしい。
山形城まではちょっと難しそうなので、なの花温泉大庄屋田田(でんでん)が併設されている「道の駅庄内みかわ」へ移動。地元スーパーラコスもあり、お風呂とスーパー同時に揃っていい立地。
時間も余裕の17:00には到着してお風呂をいただき晩酌。
この日は520.3kmの走行で無給油。クラウンアスリートのガソリンタンクは64リットルだが、リッター15㎞近く走るのでこの程度の距離であればゲージ半分くらいである。
山形の「だし」を肴に、芋の煮っころがし、ボイルホタテ、大粒のいちごなどを食べる。この日地磁気の関係で東北地方でもオーロラが見えるかもしれないということで期待していたんだが、残念ながら見えず。
山形県三川町には感謝のしるしとして今年のふるさと納税をしました。
100名城 29 残り 71
続100名城 28 残り 72
後編へ続く
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