フェルミ推定 ~携帯古事記は何人いるのか~(第3回)


携帯古事記の定義

ここで類推する携帯古事記数の定義をしておこう。
私の考える携帯古事記の定義としては、

「携帯電話のキャッシュバックや端末ドナドナで携帯電話の維持費を賄い、かつ払ったお金よりも多くのリターンを得ているかもしれない人」

であると考える。
必ずそうかどうかは、各個人の収支表までみないと分からないので、ある程度定義を緩和した。
(ツイッタ―のフォローをしている=必ず投資より多くのリターンを得ているとはいえず)

ここから関東の数字に迫る。
まずは東京。
都内に強い店のリストの中に、1店舗だけ埼玉の店舗が混じっていた。

(再掲)
A店 6925
B店 3822
C店 4508
D店 2565
E店 4568
F店 877
G店 3298
H店 3099

言うまでもなくF店である。
やはり、都内とそれ以外では通常フォロワ―数に差がつくのである。
A店は、この系列で一番有名な店。新宿大ガードといえばわかるだろう。
ここの人数が6,925人。
もちろん、これは東京在住の人以外にも、関東近県および全国の利用者がフォロ

ーしているものと思われる。
次に多いE店、C店。いずれも4,500程度。
これは池袋の東と西。
そして3,000台では、
B店 恵比寿
G店 武蔵小山
H店 日暮里
D店 用賀
とまあ沿線の人口とほぼ呼応するように減っていく。

古事記活動においては、移動に要する時間が成果と直結することはみなさんご存じのとおり。
私は、残念ながらGalaxy Nexusの機種変祭りの時にはこの世界を知らなかった俄かなので、その時の様子は伝え聞くことしかできないが、いかに多くの場所を回れるかで成果が違ったはず。
また、始めて分かったことだが、会社員など働いている人にとっては休日の2,3時間は貴重。
如何に効率的に、案件をこなすかが重要であることに間違いないはず。

なにを言いたいのかというと、自然と、案件情報収集のためのフォロー先に加えるのは、自分の住まいの沿線が優先されるようになるということ。
もしかすると会社勤めであれば会社のある駅から近い場所が優先されるかもしれない。
だいたい、主要なターミナル駅で7000弱、住宅地にのびる沿線の駅でその半分程度が目安だろう。

その他のショップも見てみよう。

まずはコン盛り有名店
A店 8369
B店 2031
C店 6044
D店 2101
E店 4255
F店 2393
G店 3680
H店 2808
I店 3842
J店 2895

A店は旗艦店。もちろんあの電気街の店。堂々の8,000over
C店、サラリーマン憩いの街。やっぱり多い。
E店、新宿にほど近い駅。
G,Iはそれぞれ千葉と神奈川の比較的大きな都市。
残りの2,000台は東京でも比較的小さな町と千葉・神奈川・埼玉である。

次に爆弾店。
A店 210
B店 1271
C店 1591
D店 1478
E店 526
F店 598
G店 1733
H店 4259
I店 736
一番多いのはH店の4000overなんだが、これは過去に目玉案件を出したんでしょうか。立地としては辺鄙な場所である。ていうか車でしか行けない場所。
ちょっと突出しているので特異な数字ととらえていいだろう。
あとは1,000台が少々で、いずれも埼玉。埼玉に立脚しているお店という感じなんでしょう。

次に、今度は千葉中心のお店。

A店 1,536
B店 973
C店 1,999
D店 1,172
E店 1,399
F店 1,145

まあでん○館なんだが、こんな感じ。

A店木更津 1,536
B店木更津金田 973
C店袖ヶ浦 1,999
D店市原ベイシア 1,172
E店市原  1,399
F店おゆみ野 1,145

さすがに埼玉・千葉中心の店はフォローも少なくなる傾向に。

都内中心の店のフォロワ―分布が
2,000~7,000
2,000~8,000

おなじく埼玉中心
200~1700

同、千葉中心
900~2,000

こんな感じである。

ここで、東京と埼玉と千葉の人口比率を比べてみる。

東京都2013年3月のデータ。
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/dyosoku/dy13rf0000.pdf

千葉県2013年4月のデータ。
http://www.pref.chiba.lg.jp/toukei/toukeidata/nenreibetsu/h25/h25-index.html

埼玉が見当たらなかったのでもうざっくり、三世代別の比率で見てみる。

総務省の統計データ
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2012np/pdf/gaiyou3.pdf
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2012np/pdf/gaiyou4.pdf

これによると東京都の人口は13,230千人
埼玉は 7,212千人
千葉は 6,195千人

そして15-64歳という超ざっくりの世代比率は
東京:67.5% つまり 約8,930千人
埼玉:65.0% つまり 約4,687千人
千葉:64.0% つまり 約3,964千人

千葉は細かい世代別のデータがあったので、独断と偏見で20歳から49歳の年齢の人数を拾うと;
千葉:約2,500千人
15-64歳の人口に対しておよそ、63%。
同割合で東京、埼玉に掛けると
東京:5,625千人
埼玉:2,952千人

東京:埼玉:千葉=1.0:0.5:0.4

もし、人口と同じ割合で携帯古事記が一都二県に分布しているとすると、
この割合は何かのヒントになるかもしれない。
以下、次号へ続く。

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