2016 有馬記念#3 予想印


スポンサーリンク



2016 有馬記念 #3

いろんなデータや情報が飛び交うのが有馬記念。

世相馬券やサイン馬券も、有馬では許せる風潮がある。

日本では、大衆に受け入れられている唯一の競馬レースが有馬記念だといっても言い過ぎではない。

普段は競馬と聞いて眉をひそめる人も、有馬記念と聞けば買ってみようかしらというくらい。

今日は展開予想から残った7頭のうち、どれが上位に来るのか、また、好調教馬を振り返ってみるとともに、昨年功を奏した各馬の脚質的なものも比較することにする。

前回の考察から残ったのはこの8頭。

キタサンブラック
ゴールドアクター
サトノダイヤモンド

マリアライト
ヤマカツエース
アドマイヤデウス

シュヴァルグラン

サウンズオブアース

好調教は、

◆14シュヴァルグラン
◆11サトノダイヤモンド

◆04ヤマカツエース
07マルターズアポジー
◆02ゴールドアクター

◆10アドマイヤデウス
◆01キタサンブラック

◆16マリアライト
◆06サウンズオブアース
08ミッキークイーン

何にも絞れないね。

では、ということで一番気になる点、「サトノダイヤモンドはキタサンブラックより先着するのか?」を考察してみる。

一番引き合いに出されているのは、今回出走しないけど3歳馬もレインボーラインという馬。

競馬ファンでは知らない人はいないと思うが、念のために解説すると、サトノダイヤモンドと同世代の馬で、菊花賞、ダービーで対戦経験がある。

菊花賞(3,000m京都)
サトノダイヤモンド1着  3.03.3
レインボーライン2着 3.03.7(0.4差)

日本ダービー(2,400m東京)
サトノダイヤモンド2着 2.24.0
レインボーライン 8着 2.24.7(0.7差)

なぜこの馬が物差しになるかというと、4歳以上のいわゆる古馬との混合戦になる、札幌記念とジャパンCに出走しているからで、
その着差は以下の通り。

ジャパンC
キタサンブラック 1着 2.25.8
サウンズオブアース 2着 2.26.2(0.4差)
シュヴァルグラン 3着 2.26.3(0.5差)
ゴールドアクター 4着 2.26.4(0.6差)
レインボーライン 6着 2.26.4(0.6差)

コース差や距離を無視した比較になるので、あくまでも目安だが、

秋に菊花賞で差をつけたサトノ-レインボーが0.4差
JCでのキタサン-レインボーの差が0.6
差し引きキタサン-サトノは0.2の差が、あるのではないかという推挙。

もちろん、秋の時点での差であるからしてこの時期大きく成長する3歳馬がこの0.2の差を逆転する可能性はおおいにある。
また、忘れてはならないのは斤量差で、キタサンとサトノDには2kgの差がある。1kgでだいたい1馬身=0.1差と覚えている(諸説あります)ので、斤量差だけでもう逆転していて、あとは成長分でサトノダイヤモンドはキタサンブラックを上回っているのではなかろうか。

俺はこの考え方を否定はしない。おおいにありだと思う。
先のJCで、俺は一つの仮説をたてた。キタサンブラックが勝ち切るレースの1000m通過タイムについて。
目安としては、59.0を含みそれ以上の速いタイムでは複勝圏外(日本ダービーのみ!)、それより遅いタイムでは複勝圏を確保する。
なにしろ、キタサンブラックという馬は前目につけて上がりも速い脚を使えるという恐ろしい馬なのだ。今年この馬が負けた馬は3頭。
大阪杯(今年一番見ごたえのあったレースだと思っている)のアンビシャス。もう一人の天才横山典弘に首差差された競馬。
あとは、宝塚記念の、怪物ドゥラメンテと、タフな馬場では無類の強さを誇る牝馬マリアライト。
キタサンブラックは今回、逃げ馬マルターズアポジーを前に置いた競馬をするが、内をぴったり経済コースを通って4コーナーは外の馬場のいいところを駆け上がってくるだろう。

枠的には、サトノダイヤモンドは中団キープだろう。さらに外から行くとなるとロスが大きい。
マルターズアポジーは逃げ切れるかと言えばまだわからない。中山2-0-1-2はそこそこ誇っていいコース成績。3着まではあるかもしれないが、4コーナーから後退して内の馬に試練を与えるだろう。

終わってみればサトノダイヤモンドが圧勝という姿もなくはない。3歳で有馬記念を勝った馬といえば、近年では、ゴールドシップ、オルフェーヴル、ヴィクトワールピサ、シンボリクリスエス、マンハッタンカフェ、グラスワンダー、さかのぼるとマヤノトップガンやナリタブライアンまで、みんな名馬ばかりである。
菊花賞馬も少なくない。

どちらか好きな方を頭にして買うか、さもなくば両方買えばよい。

結論が出ないままだが、俺は好きな方を厚めに買う。

◎01キタサンブラック

この馬の名前を初めて知ったのは、2戦目の500万下、東京でのレース。新馬戦は見なかったんだけど今は亡き後藤Jが乗っていたらしい。
その時は北村宏Jで、やや人気のかぶったダッシングブレイズを圏外に下して優勝。
馬連万馬券を取らせてもらった。

その後、スプリングSでは5番人気。調教がいつも良くて、自信の頭固定3連単で臨み、見事優勝。
皐月賞は軽視するという判断ミスで馬券を逃し、菊花賞では母父サクラバクシンオーを嫌って軽視し痛い目に何度もあった。
昨年の有馬記念はサウンズオブアースを本命にして、サウンズ→ゴールドアクター→キタサンの3連単はしっかり持っていたが的中かなわず。

今年の大阪杯も、5人気と人気はなかったが自信の頭固定、2着アンビシャス固定の3連単でショウナンパンドラも買ってたのに外したっけ。
天皇賞も◎キタサンおおいに自信があったのに馬券は取れず。
京都大賞典も、アドマイヤデウスのあまりの好調教ぶりに頭をアドマイヤ、2着をキタサンにして舐めるな!とばかりに粉砕された。
結局今年はキタサンで馬券は一回も取れてないかもしれない。

だからここで賭けると手のひら返されて負けるかもしれない。
だがもうそれもいい。
キタサン頭で馬券を取りたい。

○11サトノダイヤモンド

ベッタベタな印で申し訳ないね。でも3歳意外と強くなかったね、という結論もおおいにあると思う。絡めても買うし外しても買う。

▲16マリアライト
この秋2戦全くパッとしなかった調教が上向いた。2年連続16枠は試練だけれども、男エビショウ、ピンク帽が似合う男はきっとなんとかやってくれる。
もう一雨中山に降り注いでくれればなあ。

△筆頭14シュヴァルグラン
正直、調教欄を見るまでは全く無警戒、無印の予定だった。だが数字は正直。いっくんはここ10年トゥザグローリーで3着1回があるだけで全く信頼がおけないが過度な人気も背負わないし来るかもね。

★04ヤマカツエース
父キンカメ、母父グラスワンダー、鞍上池添(有馬記念ここ10年で3勝)。調教よし、魅惑の2枠4番はジェンティルドンナが一発で引いて優勝した枠。
2000mのスペシャリストの様相だが、有馬記念はマイル馬でも足りる。

★10アドマイヤデウス
復調岩田J、今年JRA重賞勝ちなしのまま迎える最終日。昨年ゴールドシップとともにワイド大枚入れた馬。昨年7着とはいえ0.3差。強いと思うよ。

△02ゴールドアクター
無意味に切れる要素なし。連下で。

△06サウンズオブアース
昨年ほど調教は良くないが、最終追切りキリだし押さえとく。

△07マルターズアポジー
逃げて逃げて3着に粘る姿までは想像できる。調教よし。

馬券はたぶん例年どおり買い散らかすので明日アップします。
◎→▲△★→○ の3連単は必ず買います。

めざせ最終日で年間プラス。

スポンサーリンク



You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

two × 3 =