恐山レーヴ (青森県 八戸 岩手 久慈 旅紀行)#2





恐山レーヴ (青森県 八戸 岩手 久慈 旅紀行)#2

2日目の朝。

二日酔いはなかったが、適度にアルコールを抜くために朝サウナへ。露天風呂から見下ろせる八戸市街の様子は気持ちいいものがある。
風もほどほどに冷たく、サウナ・水風呂上がりの休憩にも最高。

今日は八戸から南に進路を取り、岩手県を目指す。

八戸から恐山までGoogleマップによれば片道2時間と少し。往復で5時間近くになる。

かたや八戸から岩手県の北端にあたる久慈市までなら片道1時間弱。

往復5時間走った後に岩手に行くのは疲れるだろう。

岩手県を踏破したのちに恐山を目指すのだ。

車のナビは高速道路を指示するのだが、ここは一本道らしいので海岸に沿って南下することにする。

八戸も含め、太平洋側は8年前の東日本大震災で津波の被害に遭った箇所である。
道路は多くの区間で復旧工事のため片側1車線通行。

おそらく、日本各地から集められた作業員が工事をし、旗を振っている。

この地方に生活する人にとってはなくてはならない道路。俺が納めている復興税もここに使われて従業員が生活するための給料となってくれているのだろうか。

道路は渋滞することもなく進む。そりゃあ首都圏に比べれば人の数が段違いだから当たり前。

この先どんどん日本全体の人口は少なくなっていくのに、この立派な道路はやっぱり必要なのだろうか、、、、とも考えたが、「今」の作業員の生活を支えるためには必要なのだろうと思った。

旅に出て、普段見ない光景を目にして色々なことを考える。日常の雑事や、心迷い事を頭の隅に追いやることができる旅は、いいものである。

国道45号線をゆるゆると南下して車を走らせる。
海岸からは遠いため海は見えない。
海のあるところで育ったので海を見るのが大好きだ。

途中、道の駅はしかみに寄る。青森県と岩手県の県境にある町、階上町。

これをはしかみと読むのは初めて知った。
歳をとっても知らないことが色々ある。

同名の馬のことを思い出した。ハシカミ。

確か藤田菜七子ジョッキーが乗って勝てなくて、戸崎ジョッキーに乗り替わって勝った馬。

階上町にゆかりがあるのかもしれない。

道の駅では各種農産物が売っていて、青森名産のにんにくなどが激安である。


首都圏で買えば300円近くする立派な国産青森にんにくが150円。
ひと山買って帰ろうかとも思ったが、旅中にんにくをぶら下げて歩くのもなんなのでやめておいた。

りんごも、海産物も、激安の激安。

特に野菜が安いのは地産地消の強み。

首都圏に運ばれるということは、トラックドライバーの給料も払われるし、道路整備の恩恵も受けるというものだ。全ては、点でなく線。繋がっている。



道の駅はしかみを立ち、しばらくして岩手県に入った。それを告げる看板には興奮を覚える。
来たことのない県に来たのである。

種市海岸。

NHKの朝ドラ、あまちゃんで有名な種市先輩の名前の元となった場所。

太平洋を見ることができる!

45号線を脇道にそれ、海岸を目指す。
至る所にある津波の痕跡の標識。

複雑な思いを抱きつつ、海は見たい。

太平洋は静かに横たわっていた。

波の音に後ろ髪惹かれつつ、45号線へ。

程なくして久慈市に入り、道の駅くじへ。

ここは余すところなくあまちゃんを全面に推している。平日の昼間というのに、リタイヤ組の観光客はやはり多い。日本人多目。それはそうか。

北三陸、やはり海産物は安い。ソーダカツオ一尾150円。笑ってしまうやろ、こんなの。

お昼は海鮮丼を頂いた。都内ではこれはこの値段では食べられないかな。

paypay使えたのは助かった。
前日の男山で枯渇しているのである。現金。

久慈市は、道の駅くじだけ立ち寄り、北を目指す。

ナビには恐山をセット。ノンストップで北を目指す。

道の駅くじを出たのが13:00ちょうど。
そこから、恐山は3時間半くらいの到達予想時間を示している。

長くなったので#3へ続く。



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