百名山#25 恵那山


2026年3月7日。
世界一キュートで可愛い実の娘の19回目の誕生日だが、親父は山に行く。許しを乞うことはしない。すまん。

もうだいぶ、
近場で
日帰りできる
百名山
がなくなってしまった。

焼岳の火山レベルが1ランク解除されたがまだ誰も行ってないだろうからパス。
苗場山は相当距離がある。
雲取山は言うに及ばず。小屋迫デビューの地にしようとしている。
東北の山々は雪がまだ素人にはつらい。
いろいろ考えて白羽の矢が立ったのは恵那山。岐阜の山であるが、登山口は南信州・長野である。
車で5時間なので長野でも山梨寄りよりはちょっと遠い。
まあ遠いといっても300㎞だ。過去城巡りスタバRTAで鍛えられた俺には造作もない距離。
土曜の3時にアラームをセットして寝る。

見事に寝坊。
まあお気楽極楽ソロ登山者は、こんなことも許されてしまう世界なのである。
恵那山は、先々週行った八経ヶ岳と近似している、往復10時間くらいのコース。17kmくらい。
ということは4時には出発しないといけない、ということは逆算すると5時間+1時間の準備で22時!?
さすがにそういう時間の出発は前例がないので、おとなしく前のりすることにした。
日中帯の中央道なんて運転したくなさ抜群なんだけど、10:47には千葉を出た。
車中泊会場は決めていないけど近くに道の駅があれば。。。
14:35、阿智村のローカルショッピングモールPIAに到着。
見た目から、これは寄らねばならぬと思ったけど大当たり。
昭和レトロのかんじられるショッピングセンターだった。
スーパーはKIRAYA(キラヤ)さんというところが出店しており、お惣菜やビール、信州名物もうたま卵(らん)を購入。
明日の山登りに備えて菓子パン類も買い込む。
ちゃんとキラヤさんの店舗で作っているようだ。
恵那山寄るならぜひPIAへ。
対して運動もしていない罪悪感があるが、風呂には入らねばということで恵那山への道すがら昼神温泉という所に寄る。
昼神温泉ひるがみの森という小洒落た湯に入ったが(大人1000円)、サウナもないし現金決済のみだしフロントはあまりフレンドリーじゃないしで、あまりお勧めはしない。後段で述べる湯ったりーな昼神のほうがいい。
(主観なので参考までね)
恵那山へは、高速のインター飯田山本を降りて17kmと比較的近い。
この17kmの中に昼神温泉とかPIAがある。
名古屋方面からだと、園原で降りられるはずなのでさらに近いと思う。

さて風呂に入って、広河原登山口駐車場の道中にファミマ・ローソンがあり、かなり助かる。
ファミマの手前に「湯ったりーな昼神」があるので風呂を浴びるのもいいだろう。

広河原登山口駐車場は、冬季閉鎖されており、その手前に臨時駐車場(第1・第2)があった。
16:25には着いたのだが、フリードが1台とキャンピングカーが1台。おそらく土曜登山でまだ降りてこられてない方の車だろう。
車中泊用の目張りをして翌朝3時の起床に備えて仮眠。といっても19時就寝でがっつり8時間も寝るのか。

途中、目が覚め夜空を見ると星が。いい天気。明日も晴れることを願う。
もう一度目が覚めたら今度は月明かりがあたりを照らしていた。
いい登山になるといいな。

2026年3月8日。
3時起床、支度を始める。
電気ポットで湯を沸かし朝のコーヒーと山頂に持っていくサーモスの湯を作る。
4:00には支度が終わり、4:05登頂開始。月明かりはあるがヘッドライトで出陣。
ヘッドライトでの登山開始は昨年末の阿蘇山以来。
が、1時間30分近く暗闇を歩いたのは初めて。
ほぼ、林道だったけど。。。
朝4時とか日の登る前は動物の時間だから、鹿、熊に細心の注意を払ったが何も出ず。
が、最初の登山口の分岐で林道を継続して歩き道誤りをしてしまう。
正しくは左手に下り丸太の階段をすすむルートが正解。
ヘッドライトで照らしながら川にかけられた橋を渡る。
川を渡ると本格的な登山道で、すでに雪が見え始めている。
早めの1270m地点でチェーンスパイク装着。
近日中に登ったYAMAP会員レポートによるとチェーンスパで上り下り行けたそうなので、12本爪アイゼンも持っては来たがチェンスパで行く。
途中、朝陽が登るのを見られたのと、反対側に月が残っていてモルゲンロート的な絵が見れたのはよかった。

午前中、朝の内は気温が低くて雪が締まって登りやすい。どうしてもつらかった八経ヶ岳と比べてしまうが、10倍楽。雪はかたくり粉のような感じである。
踏み抜きもほぼゼロ。ちょっとトレースを外れると踏み抜いた跡があるが、しっかり中心部を進めば全く問題がない。
危険個所はほぼなく、道誤りもしにくい感じで進む。ただ、急登気味なところが連続するので体力脚力は使う。

気温はおそらく氷点下で(飲料水バキバキに凍ってた)、山頂付近では手と足の指がどうにもこうにも暖まらず、気温の高かった八経ヶ岳や蓼科山とは違う苦しみを味わいながら8:43には無事ピークに到達した。
4時間40分くらい。やっぱり往復10時間近い雪山はしんどいです。
厳冬期はこれよりはるかに大変と思うのですが。
とにかく気温が上がらないので、暖を取るべく少しピークから下った避難小屋へ。
立派なトイレと避難小屋。避難小屋の裏手からはアルプスの隙間から富士山が見られる絶景ポイントがある。

小屋の中は天国のようで、湯を沸かしてカップヌードルカレーを食べたりホットコーヒーで暖を取ったり、非常に助かった。
また、足先が濡れていて感覚がなくなっていたので、予備の靴下を履き、その上からにおいシャットダウン袋をかぶせ、濡れが浸透しないように処置をした。
変に蒸れたりグリップ力がそがれやしないかと思ったが大丈夫だった。
山頂手前でたまらず開封したホッカイロも外ではほぼ暖まらなかったのに小屋の中では爆熱である。
手の指はコーヒーやらカップヌードルの熱で温めた。
ジジイになると末梢神経弱くなる気がしている。

小屋で1時間弱、元気をチャージして下る。なんだかんだ1時間近くいて9:50に下山開始。
登りの方がくるわ来るわ、13,4,5人はすれ違った。
自分は登山1番乗りだったが、途中抜かれ抜かれで下山は4番目くらいである。
あたりまえだけど若い方は速いよね。速いうえに正確。
特段問題もなく(2度ほどコケたが)下山が12:49。
恵那山、とてもいい山である。冬がベストシーズンだろう。
厳冬期は大変だろうから今の雪が減ったが腐らない程度の締まり具合が一番のコンディションじゃなかろうか。

帰りは、バッジをもらいに園原ビジターセンターというところに寄り、
お蕎麦のセットを食べ、白蛇を拝見し、仮眠をとって昼神温泉「湯ったりーな昼神」へ。800円(現金のみ)でサウナも入れる。
お土産に南信州ビール3本を買ってきた。

恵那山、しょっぱなの林道が長すぎる問題はあるが(けっこうあるよね百名山)、インターから近いし温泉やスーパーは充実しているしでとても良い場所でした。
急登はつらいけど登りやすい山で、いいところです。

百名山 25/100 のこり75
4分の1 Completed

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