行動だけが人生を変える ~「おジャ魔女どれみ」 を全日本国民が見るべき理由(ネタバレなし)の後日譚~
行動だけが人生を変える ~「おジャ魔女どれみ」 を全日本国民が見るべき理由(ネタバレなし)の後日譚~
「おジャ魔女どれみ」 を全日本国民が見るべき理由(ネタバレなし)
2025年2月16日にいてもたってもいられずに筆をとって書きアップしたブログ。
この時は「おジャ魔女どれみ」にハマるきっかけとなったテーマソング「おジャ魔女カーニバル!!」から始まり、アニメ4期と外伝オムニバス「おジャ魔女どれみナ・イ・シ・ョ」まで視聴し、小説おジャ魔女どれみ16シリーズを読み始めたころだった。
その後、活字離れしていて久しかった俺が小説10冊を読み終えたのは誕生日も近い4月初旬のころだった。
小説10冊は紙で、と思っていたけどもやっぱりもう書店では売っていないのでプレミアがついていた。なんとかドラマCDが付く3冊も含めた7冊までは紙で収集できたが、20と18(1)18(2)はkindleで購入した。中古品で版元に金が落ちないよりはマシである。
小説10冊を読了して、ようやく20周年記念アニメ「魔女見習いをさがして」をU-NEXTで視聴。
ほほう、こう来たか、これは20年来見てきた人には刺さるだろうな、と思った。
敢えてあらすじや内容には触れない。俺も、ここに到達するまでにこの映画の情報は一切見聞きせずに映画を見るという行動をしたので。
一方で、この内容に不満を持つファンも多分いるだろうなという想像は難しくなかった。
だが、僕ら消費者は偉そうに作品に不満をたれるのはどうなのかなという思いがあり、小説も20周年の映画も全部受け入れて消化した。
作っていただけているだけでありがたい。
おジャ魔女どれみ関連では、いわゆるファンブック、解説本のたぐいも買いあさった。
宙(おおぞら)出版さんの「おジャ魔女どれみメモリアルアルバム完全版」2016年12月発行
講談社 「おジャ魔女20周年記念 おジャ魔女どれみ 公式ヒストリーブック」2020年10月発行
文春ムック「おジャ魔女どれみ OFFICIAL CHARACTER BOOK どれみ&おんぷ大全」 2020年12月発行
読んでいくなかで、このアニメーションを世に生み出した関弘美プロデューサー、山田隆司(栗山緑)さん、佐藤順一さん、馬越嘉彦さんなどのこの作品にかけた意気込み、思い、そういうことを完全ではないが理解したからということもあるのだろうと思っている。
いい作品を作り出すためにはものすごい数の人の気持ちとハードワークとが重なってできているんだと、改めて認識させられた。
25周年のおジャ魔女どれみ展は、出会うのが遅かったせいで東京大阪名古屋の開催に間に合わなかった。今年、秋田横手と福岡で開催されるようなので、横手は行こうと思う。車で2回行っているのでだいたいの距離感(600㎞)はわかる。
で、やっぱり全部を見終わると寂しくなるもので、おジャ魔女ロスが始まった。
東京練馬にある東映アニメーションミュージアムに行ったり、池袋にオープンしたばかりの東映アニメのキャラショップに行ったりしてグッズ買ったり、何かしら制作側に金が落ちるような行動を、と思ってせっせとお金を使っている。
おジャ魔女どれみの商業的成功というのは、制作陣の悲願というか、絶対に達成してやるという強い思いの結実なんだと理解した。
だからこそ、継続的に作品が世に出てもらえるよう貢献をしていきたい。
そんな4月の中旬にTwitter(現X)で、どれみ役の声優千葉千恵巳さんとももこ役の声優宮原永海さんがやっているユニットWhispersがラジオ風トークイベントをやるという情報をキャッチした。
この過去動画は何度か見たことがあって、コロナ禍のころからもう3年くらい続いているイベントのようだった。
おジャ魔女ロスに陥っていた自分は、これだ、、、と思いながら申し込むかどうか躊躇していた。
51にもなると、新たなコミュニティに素っ裸で飛び込むのはなかなか勇気がいるものである。
特にファン系のイベントというのは、参加者の中ですでに横のつながりや序列があったり、暗黙のプロトコルがあったりして非常にやっかいなことになる可能性もあるものである。
まあ51年くらい生きているとそういう場面や状況に出くわしたことがあるので想像ができるんだけれども。
深夜にTwitterを見てそういう思いが頭を巡ったが、5秒後申し込みのDMを送っていた。
迷ったら即行動である。
長い長い前置きの末、ようやく本題にたどり着いたが、人生を変えた本
この本に書かれたままの行動である。
自分の命も有限であるし、イベントが今は開催されているけどいつその終わりがくるのかもわからない。
行動せずに後悔するよりは、行動して後悔した方が100万倍マシなのである。
その結果として得られることは、行動しない場合は無し、行動した場合はマイナスからプラスまで振れ幅がある。
行動しないと舵を切る場合に考えるのはリスクである。
行動した場合に致命的なリスクがあるかどうか。
そりゃあ危険地帯で行われるイベントだったり、あきらかに宗教や薬物やマルチっぽい様相のイベントだったら考えはするけれども。
あとはもう直感だよりなんだよね。
で、4/20(日)の午前の回に参加させていただいたんだけど、
なんていうのかな、至福の時間ってこういうことをいうんだな、という結果だった。
おジャ魔女どれみを全部見てからは、この世代に子供として過ごして大人になった女の子たち(おそらく26~34歳くらいの世代)に直接話を聞きたいなって思っていたんだけど、それよりもまず先にどれみ役の千葉千恵巳さんに、自分のおジャ魔女どれみとの出会いのきっかけや4か月で小説まで全部読んで20年の時を追いついた話とかを聞いてもらえるとは思わないじゃないですか。
お話をさせていただく最中、うんうんと真剣なまなざしで相槌を打つ千葉さんを前にして、「あれ?これ、現実なのかな?夢かな?」みたいなフワッフワとした感覚が脳を襲うのよ。
たまたま誕生月だったのでお二人のボイスプレゼントもあって、その時も感動しすぎて「人は感動しすぎると言葉が出てこない」を体験させてもらった。
なんだか涙が出るほど感激だったけど、現実と夢のはざまの感覚が、涙を出すことそれすら許さなかった。
このイベントで、おジャ魔女どれみに対する思いは浄化されたというか、区切りがついたように思えた。
自分にとっての最終回を迎えられたような気がした。
その後、おジャ魔女どれみの1620’sの期待は膨らませつつも、
「明日のナージャ」のあとを継いだ「ふたりはプリキュア」(無印)、「ハートキャッチ!プリキュア」を見て心の隙間を埋めるのであった。
「ハートキャッチ!プリキュア」は馬越嘉彦さんキャラデザイン、関弘美PD、山田隆司さん長峰さんが関わった実質どれみスタッフによるプリキュアの世界観を守ったプリキュアなので、絶対見てほしいな。随所にどれみのDNA、やさしさを感じるよ。
おわり。
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